管理職へのコンサルテーション
初回のコンサルテーションでは、部下の健康状態の把握や生産性の確認を行った。
部下の健康状態により、職場でどのような課題が発生しているかを整理し、管理職として部下にどのような状態になってもらいたいかを確認し目標と計画を設定した。
その上で、本件に関わる関係者を特定して役割分担を行った。
体調の悪さやストレスを感じている様子がうかがわれるためアセスメント及び心理的サポートの観点から、部下にはカウンセリングを紹介することとした。
2回目以降のコンサルテーションでは、計画の実施状況の確認と共有を行った。状況や環境の変化があったため、目標と計画の修正を実施した。
部下の方へのカウンセリング
上司からの紹介で、カウンセリングを受けることになった。
初回のカウンセリングでは、健康状態の把握、仕事やプライベートの状況について確認を行った。
頭痛がしたり、お腹をくだしたり、微熱も続いていて体調は良くないが、病院で検査をしたところ異常なしと言われてしまったとのことであった。1ヶ月前までは仕事が多忙であったが、今はそれほど忙しくはなく、「どうして体調が悪いのか、自分でも良く分からない」とのことであった。
多少ストレスを感じているようであったため、その気持ちを受容し、情報提供としてストレスに詳しい医療機関の情報や受信の仕方のポイントを伝えた。
2回目以降のカウンセリングでは、初回に立てた計画の進捗の確認を行った。
また、ストレスマネジメントの方法を検討して練習を行った。